オトノハでは、私日畑も山崎真衣先生もNPO法人リトミック研究センターの最高位資格「ディプロマA」を取得しています。この資格を持つことで、専門的な知識と技術を活かしながら、子どもたち一人ひとりに丁寧に向き合う指導が可能になります。
※内緒の話ですが、リトミック研究センター岡山第一支局で指導者養成スタッフ(リトミックの指導者を育てる仕事)をさせていただいていた時に、真衣先生をオトノハにスカウトしました笑
また、真衣先生も私もAMI国際モンテッソーリ教師養成校でのアシスタント教師資格も所有し、今年度私は0歳から3歳までの子ども達について世界最高峰の学びを深めています。
私たちはモンテッソーリ教育の考えに深く感銘を受け「子どもの自主性を尊重すること」を第一にした指導を心がけ、同時に、気品や礼儀を大切にする姿勢を常に共有し、子どもたちが安心して学びを楽しめる環境作りに取り組んでいます。
一斉指導でも「個」を大切にする
リトミックは、音楽やリズムを楽しむ一斉指導が基本ですが、私はその中でも子ども一人ひとりの「個」を大切にしています。活動中に、ある子どもが積極的に動く一方で、別の子どもが見ているだけだったり少し離れていることもありますよね。
そんな時、私は無理に動きを強要することはしません。子どもが「やりたい!」と思う気持ちを大切にし、そのタイミングを”観察し見守る”ことが、成長につながると考えています。
動きを強要しない理由とその効果
リトミックでは、子どもが見ているだけの場面でも、実は大切な学びがたくさんあります。
例えば、他の子が動いている様子を観察することで、「次は自分もやってみたい!」という意欲が生まれることがあります。また音楽を聴いているだけでも、リズムや音を感じる力が育っています。
実際に「教室ではほとんど見ているだけですが、お家に帰ると急にリトミックごっこが始まるんです」「お家では先生の真似をよくします!」というお母様方のお話しをよく伺います。
その時参加しなくても大丈夫!私はその場の空気を楽しんだり、他の子どもたちを観察することが、その子にとっての学びにつながると考えています。やる気が自然と芽生えたときに初めて、その子自身の力で自然に一歩を踏み出せるからです。
モンテッソーリ教育では、子どもが「自分でやりたい」と思った瞬間が学びのタイミングとされ、それを尊重するのが基本です。
保護者の方へのお願いと応援の仕方
強要しない指導を行う中で、保護者の方にお願いしたいことがあります。それは、動いている他のお子様を見て羨ましく思ったり憂うことなく、動かない子どもを焦らせず優しく見守っていただきたいと思っています。
例えば、活動中に「楽しそうだね」「次やってみる?」などと声をかけたり、やっている子どもたちを一緒に応援するだけでも十分です。お子さんは、そうした声や空気を感じながら、自分のペースで「やってみよう!」と思えるようになります。
そして何よりもお母様自身(同席されている大人自身)が楽しんで活動に参加している姿が子どもへの学びの助けとなることを忘れないでくださいね!
子どもの反射について
赤ちゃんは生後すぐに反射が始まります。子どもが成長していくうちに髄鞘化が進み、反射から随意筋を使った動きへと自然に変わっていきますが、現代の子ども達の育つ環境によって中には反射が抜けきらないお子様もいらっしゃいます。
※このことについてはまた、別の投稿で詳細を取り上げます。反射についての投稿はこちらをクリックしてください
オトノハのリトミックでは、反射を抜くための体の動かし方も意識しています。
「子どもが自然に成長する環境を提供します」
最後になりましたが
オトノハでは、モンテッソーリ教育の理念を基盤にした指導を行っています。リトミックやピアノのレッスンは、子どもたちが自らのペースで学び、内面的な発達を促すための大切な場です。
子どもたちが自由に表現し、安心して自己を発見できる環境を整えています。強制ではなく、自発的な活動を尊重し、指導者はガイドとして見守り、応援します。
また、私たちは「気品」と「礼儀」を日々の指導の中で大切にしており、大人が模範となることで、子どもたちに自然とその価値を伝えていきます。
こうした環境で、音楽を通じた学びを深めることで、子どもたちは心身ともに健康に成長し、豊かな感受性を育むことができます。
**ぜひ一度、私たちの教室を体験にいらしてください。**
子どもたちがのびのびと成長していく姿を、ぜひご体験ください。
お問い合わせは下記の公式LINEからお願いします。