音楽はいつも私を勇気づけてくれました。
私を奮い立たせてくれたのも音楽でした。
幼い頃からの夢であった音楽の道に進み、母になり音楽教室を開きました。
さらによりよい教室にしようと「情操教育」と言われるリトミックも学び、たくさんの子ども達の笑顔を見てきました。
長男もリトミックに参加し、自然と幼稚園の支度をしたり、数やことばなどを吸収したりとまさにリトミックの効果を実感していました。教室の生徒さんも増え、ますます多忙な日々を送っていたところ、次男が誕生しました。
まったく手がかからなかった長男に対して、次男を育てることは想定外の連続でした。体の弱かった次男は通院も多く、成長が遅いように感じられました。なぜこうなのか?疑問は焦りへと変わり、こどもの年齢とともに空回りする毎日でした。
そんな時に出会ったのが、モンテッソーリ教育でした。
「子どもを一人の人としてみる」「子どもが全てを決める」
モンテッソーリ教育の根っこにある考え方を知り、とめどなく涙が溢れてきました。
あらためて自分の子どもをじっくり観察してみました。そして気づきました。
「ああ、子どもはやりたいことを持っている、子どもがやってみたいことを信じてみよう、そしてこの子が自ら育とうとしていることを待とう。」そう思えたのです。
親は環境を整え、子どもがやりたいことを支えてあげるだけ。ささいなことのように思えますが、子育てに一生懸命であればあるほど見えなくなるものです。
もっと早く出会いたかった・・・
もっと早く知っていれば子育てが楽になった・・・
モンテッソーリ教育は未来のある子どもたちへ、そしてすべての親御さんのために。
子育てが少しでも楽になるように、親子の時間を楽しく過ごせるように
たくさんの思いが詰まったのが今のオトノハです。